ドライキッチンとウェットキッチンの違いとは?それぞれのメリットを解説します!
- 2023.04.12
- ブログ
キッチンには、ドライキッチンとウェットキッチンがあることをご存じでしたか。
カフェでアルバイト経験のある方にはドライキッチンが、居酒屋でアルバイト経験のある方にはウェットキッチンが馴染みがあるはずです。
どのような違いがあるのか、ご自身の店舗にはどちらの方が向いているのかチェックしてみましょう。
□ドライキッチンとは?メリットを解説します!
ドライキッチンとは、床も含めキッチン全体が乾燥した状態を保つキッチンです。
日本は営業中でも床に水を流せるタイプが主流でしたが、近年では欧米のドライキッチンの飲食店も増えてきています。
メリットは以下の3つです。
1.衛生的
キッチン全体が乾燥していることで、菌の繁殖を押さえられます。
食材や什器の衛生管理が簡単で、食器の錆も防げるのです。
2.費用が安価
ドライキッチンは樹脂製の長尺シートが使われています。
長尺シートを敷いてから塗料を塗るのです。
この方法は、工期が短く、施工費用が安価なのが特徴です。
3.動きやすい
床が乾いているため、滑って転ぶ危険がなくなり、キッチン内を動きやすくなります。
ただし、調理の過程で床が濡れてしまえば意味がありません。
こまめに掃除はしておきましょう。
□ウェットキッチンとは?メリットをご紹介!
ウェットキッチンはその名の通り、床面に防水工事を施し、水を流して掃除ができるタイプのキッチンです。
水を流しながら掃除できるので汚れが落としやすいのが特徴です。
居酒屋や中華料理屋、お好み焼き屋やラーメン屋、焼肉屋など油を多用する飲食店には、ウェットキッチンが向いています。
メリットは、以下の2つです。
1.掃除しやすい
ウェットキッチンは、床に防水性があるため、水をまきながら掃除が可能です。
清掃時間も短時間で済むのもうれしいポイントです。
2.耐用年数が長い
ウェットキッチンは、水を流せるよう床の下処理をしっかりと行います。
そのため、多少シートがよれても水漏れしにくいのです。
耐用年数も10年〜20年と長いのが特徴です。
□まとめ
ドライキッチンは、床を含め全体的に乾いていて、衛生的なこと、施工費用が安価なこと、乾いているため滑りにくいことがメリットでした。
一方で、ウェットキッチンは床に水を流せるため、調理の際に油汚れが目立ちやすい飲食店に適しています。
掃除しやすく、床材の耐用年数が長いところもうれしいポイントですね。
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